パンを作る前日に中種を作る
(1) 酵母液(室温に戻しておく)と小麦粉(全粒粉でも良い)を混ぜ、匙やマドラーでよく混ぜ、瓶に入れる。
(液と粉の割合は、粉1に対してエキスを0.5(パン生地と同じ割合)~1.5(ゆるゆる)。私はいつも1:1。ヨーグルト状の硬さがお勧め。後のために計量をしておく)あればモルトエキス少々入れる。
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(2) 室温で数時間(気温24度ぐらいで5~6時間が目安。冬は10時間以上かかる)置くと
全体に泡が出て中種完成。冷蔵庫で2日程度保存可(※2)
24時間経っても泡立たない時、その中種は失敗しているのでパン作りに進んではいけない。
酢の臭いがして、なめると刺激的な酸味がした時も、中種は廃棄。酵母液をリフレッシュした後に中種を作り直す。
酵母液のリフレッシュ法
酵母液:水:ハチミツ=1:1:0.2~0.4、(なめて甘い程度)に混ぜて、液がビールかサイダーの様に泡立つまで室温に置く)
乳酸菌系の心地よい酸味は大丈夫らしいが、私は酸っぱいパンは嫌なので酸味が強ければ廃棄してしる。
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写真は全粒粉使用。
輸入小麦の強力粉の場合、水と1:1では生地が硬くなるが問題ない。
写真の様に2倍に膨れて見えるかどうかは粉と水の加減により変わる。水が多いと泡が表面から抜けるのでそれほど膨れない。粉が多いと3倍ぐらいまで膨れる。気泡がたくさん出ているかどうかで判断。
粉とエキスの割合は1:0.5(パン生地と同じ割合)~1:1.5(ゆるゆる)程度。水分量の違いで発酵の見極めに違いがあるので、いつも同じ割合にしてコツをつかむこと。
ちなみに、私のお薦めの粉は「江別製粉TypeER ハードブレッド専用粉(クオカで買えます)」これを使って中種を作ると酵母が早く増える気がします。粉は信頼できる所で買った物が良いです(あまり古い粉は良くない)。富澤商店もお勧め。
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