門のいろいろ 棟門(むねもん) …「ち」の門「水一」「水ニ」門 高麗門(こうらいもん)…「い」「ろ」「へ」「とニ」 「と四」「り」門うち「へ」門は 潜戸付、他5門は脇門付 櫓門(やぐらもん) …「菱の門」「は」「と一」「ぬ」 門 うち「ぬ」門二重櫓 埋門(うずめもん) …「ほ」「水三」「水四」門 穴門(あなもん) …「る」の門
(写真は「ほ」門と油壁)
三国堀 A
この四角の堀は、「三国濠」と呼ばれます。池田輝政が播磨、淡路、備前の3カ国から人夫を集めて 築いたところからこの名が出たといわれます。 ここは戦術的に重要な場所で、もしも、敵兵が「菱の門」内になだれこんでも、正面「い」の門から 本隊が迎え撃ち、西側の背後から、更に東の「るの門」からゲリラ隊が出撃し挟み打ちにする。逃げ場を 失った敵兵はこの乾濠に落ちこむという仕組みになっています。広さは約2500u、今では水がたまり 防火用水にもなっております。 (写真は三国濠から天守を望む)