Q. 26 >>>竜王 --鎖-- 2001/03/18
発見されている 一番古い日本の鎖はどこで見つかりましたか?
A. 日本では鉄が高価だったため鎖は発達していません。武具としての鎖鎌、
よろいの鎖かたびら、茶の湯の吊り釜用など特定の用途に少量使われただけです。
大量に使われたものは舟橋の鎖を知るだけです。
>>> 竜王 -- 2001/03/22 すごいですな、舟橋。
やはり 富山の鍛冶屋さんがつくったんでしょうか?
A. 富山と石川にあります。誰が作ったのか記されていません。
今、富山の博物館(城跡にある)に少しのリンクが残されています。
直径は25ミリくらいです。ただし、丸棒ではなく
角棒で角が丸くなったようなものです。
>>> ヒン -- 2001/03/25- 偶然、鎖帷子を見つけました。
A. 鎖かたびら状の商品が現在もまだ生きています。
護身用の手袋や食肉加工時の手袋としてステンレスで
作られています。残念ながら日本ではなくヨーロッパで
警察も、アイスピックの通らないものがあれば欲しいとのこと
でも製造がむずかしのです。
A. 諏訪神社に伝わる『湛神事』に使われる鉄鈴(さなぎ)に
弥生時代か?と思われるくさりがついています。
Q. 27 >>>sam --極薄鉄板-- 2001/03/18
先日、テレビをボーと見ていたら、石原都知事が船の鉄板で、今新しい、
極薄鉄板が開発されているとか言っておられました。
なんでも 強さは抜群だとか。本当にそんなのあるんですか?
A. 金属の粒子を1/10位に小さく出来ると、現在の強度の2倍には
なるそうです。現物は見ていませんが理論上では可能で、
数年前から、通産省が音頭を取って研究しています。
Q. 28 >>>ヒン --熱間・温間・冷間鍛造-- 2001/03/29
この三つは鉄の用途によって変えるそうですが、
もう少し詳しく解説いただけませんか?
素人が考えるに、冷間は機械本体にかなりの付加が
かかるのでは?と心配してしまいますが、どんな材料で
作られているのですか?
A. >ゴジラ 鍛造と言う言葉は明治時代以降に使われるようになりました。
それ以前は、鍛冶(かじ)と呼ばれていました。
A. 熱間鍛造は最も普遍的なもので、鉄を赤めて鍛造する古来からの方法です。
冷間は比較的新しい方法で、常温のまま、高圧で鍛造することを言います。
熱間より冷間の方が精度があり、深い加工が可能です。
A. > 鋼 冷間鍛造は組織構造を容易に微細化しやすくそのけっか素材の
性質(硬くても割れない)をよくします。
加工性の違いはどちらかというと素材の違いに由来することの
ほうが多く、加工性のいいアルミなどが冷間で加工されるのは
主にコストの理由です
Q. 29 --鉄はいつまでも? tokio -- 2001/11/15
石油は、やがて枯渇するそうですが、鉄は、そんな心配ないのでしょうか?
A インターネットで調べてみましたら。以下のようなページに遭遇しました。
鉄鉱石の枯渇するのは230年後と書いてありました。
金属資源 世界の埋蔵量(R) 世界の年間生産量(P) 可採年数(R/P)
鉄鉱石 230,000千トン (R) 1,000百万トン (P) 230 年(R/P)
出典:(財)クリーン・ジャパン・センター
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