<グッドイヤー>1839年加硫法を発明!

 アメリカ・コネチカット州の金物商グッドイヤーはまわりから変人 扱いされるほどゴムの魅力にとりつかれました。『街でグッドイヤーに 会いたかったら、帽子、上着、ズボン、靴財布と、頭のてっぺんから つま先まですべてゴム製品で身をかため、そのうえ財布の中身は からっぽの男を見つければいい。そいつがグッドイヤーだ』と言う 逸話が残っています。
 ゴムに取りつかれて、家庭を顧みない彼にカンシャクを起こしたのが 奥さんで、硫黄を加えておいた研究用のゴム片を投げつけました。 跳ね返ったゴム片はストーブの上に落ちました。ストーブをのぞいて みるとゴム片は溶けず、触ってみると、弾力性がいい。 ・・・・硫黄と熱を加えれば強靱な弾性を有し、温度が上がるとべとつく 欠点が克服されました。
 これが加硫ゴムの発明です。(現在のグッドイヤー社の創業者ではない)


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