<ダンロップ>1888年空気入りタイヤの登場!

 イギリスの獣医ダンロップは病気で腫れ上がった牛の腸からヒントを得て、 デコボコ道で転んでばかりいた息子の自転車の車輪に、空気を入れたゴム袋を 巻いてやる事を思いつき、試すと乗りやすくスピードも出る事を発見しました。

  <ミシュラン兄弟>
  1895年空気入りタイヤをクルマに初めて採用!

 フランスのミシュラン兄弟はパリ・・・ボルドー間往復1180キロの自動車 レースに空気入りタイヤを使って参加します。(プジョー)ところが、パンクばかり して、22本用意したチューブを使い果たし、完走できませんでした。優勝者に 『空気入りタイヤはパンクばかりするのでダメだ。


クルマに使われる事は永久にないだろう』 とコケにされました。走っている時は抜群に速かったのですが、パンクを修理している 時間の方が長かったのです。








右の写真は、トヨタ博物館で見た、ロールスロイスのタイヤでダンロップと名前が入っています。

下の写真はミシュラン兄弟のレース風景です。車輪の話  さ・え・ら書房による




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