赤穂記念病院

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医薬品安全使用研修会
関節リウマチの薬物療法(2)
− 生物学的製剤の正しい使い方 −
3月07日(月) 14:00〜  3F談話室
講師      エーザイ株式会社
アボットジャパン株式会社

 関節リウマチとは。。。

一般に、骨や関節、筋肉など、身体を支え動かす運動器官が全身的な炎症を伴って侵される病気を総称して「リウマチ性疾患」といいます。このうち関節に炎症が続いて関節が徐々に破壊され、やがて機能障害を起こす病気が「関節リウマチ」です。

→関節リウマチについては「関節リウマチの薬物療法(1)」をご覧下さい。
生物学的製剤について。。。

関節リウマチの薬物療法には、関節リウマチによって引き起こされる関節痛などを軽減する、非ステロイド性抗炎症薬やステロイド薬などと、関節リウマチを引き起こす免疫の異常に直接働きかける抗リウマチ薬や今回紹介する生物学的製剤とがあります。

非ステロイド性抗炎症薬やステロイドは痛みや炎症は抑えることができますが、進行の阻止や、関節破壊の防止作用はありません。

 ヒュミラについて。。。

ヒュミラは生物学的製剤のうちの一つです。

皮下注射の薬剤と点滴投与の薬剤があり、いずれも医療機関で投与を行いますが、皮下注射の薬剤は医師の指導のもと正しく続けられると判断されれば、自宅などで自己注射することも可能になります。

自己注射にすると通院回数も減り、自分の時間が確保できます。

特に、仕事をされている方主婦の方要介護者の方と同居されている方などには自己注射をおすすめします。
                                                      (決して強制はいたしません)

 感染症に注意が必要です。。。
生物学的製剤の投与中や投与後に発疹、発熱・頭痛などの症状や、呼吸困難・血圧低下などの症状、注射した部位の赤みや腫れなどが現れることがあります。
また生物学的製剤は免疫機能を抑えるので、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなるため注意が必要です。

関節リウマチについてご質問、ご相談などがある方は「赤穂記念病院 加里屋診療所」までお問い合わせください。                    
                                                 →赤穂記念病院 加里屋診療所

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