世界寺子屋運動

「寺子屋」は、14世紀から18世紀にかけて、学識者、侍、僧侶が一般庶民の子供向けの 読み書き計算を学ぶ場をひらいたのが始まりです。当時は全国各地に何万もの寺子屋が 存在し、その存在は徳川時代における一般庶民の教育レベルの高さをもたらし、 現代日本の教育システムの基盤となりました。「寺子屋」には、一般庶民による 草の根レベルでの活動という概念と共に、平等なパートナーの間での共に学び、 発展するための協力という意味がふくまれています。日本ユネスコ協会連盟は1990年の 「国際識字年」を支援し、キャンペーンを開始した時以来、近代化する過程での 日本自身の経験を回顧し、「寺子屋」を用いています。「寺子屋」を英語では 「コミュニティ・ラーニング・センター」と読んでいます。


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