落橋防止チェーン   (6月号)

 人々は川を渡り、海を越えて橋を架けてきました。しかし、常に無事故だった訳では ありません。1,995年1月17日に阪神・淡路を襲った大震災は5千人を越える 死者と30万人以上の被災者を出す大惨事になりました。このとき高速道路が倒壊し、 又、橋桁が落下し二次災害が発生しました。
 大地震により橋脚から橋桁が落下するのを防止するため、1つの橋には2種類以上の 落橋防止装置が義務づけられています。チェーンもその一つです。  下の写真は弊社が納入しました。播但有料道路の市川橋に設置された落橋防止用チェーン です。最近ではショック吸収のため、チェーンの隙間にゴムを充填した商品も開発されて います。一般の人には目にすることの無い場所ですが、チェーンは活躍しているのです。


右の写真は国道に落下してしまった阪神高速道路






下の写真は播但有料道路に備え付けられた、落橋防止チェーン
弊社にて製造したものです。







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