弾正橋  (八幡橋)   (5月号)

 楓川と八丁堀の交差する所に三つの橋が架けら『江戸名所絵図』にも取り上げられ 有名でした。それらの橋は白魚橋・真福寺橋、弾正橋です。明治11年(1878年) その橋の一つ弾正橋が鉄の橋に架け替えられました。日本最初の鉄橋、八幡橋で 工部省の赤羽製作所で造られました。橋の長さ15.2m幅9.1mで上弦部材は 鋳鉄が使われ、下弦部や鉛直部には錬鉄製の丸棒が使われています。

 現在、江東区の富岡八幡宮の東側に整備され、赤く塗られて人道橋として保存 されています。国産最古の鉄橋として昭和52年に重要文化財に指定されています。 なおこの写真は東京在住の望田桂一氏に頂戴したものです。













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