「第4回」たたらサミットに参加して
たたらサミットが、先般国内初の電子投票で話題を呼んだ、
新見市(にいみし:岡山県)で、開催されました。
姫路から 160 km 、2時間弱の距離です。早朝より中国縦貫道路を走り
9時30分からのサミットに参加する予定でしたが、知らぬ道で案外時間がかかり
10分ほど遅れて会場に到着しました。
会場は素晴らしい『まなび広場 にいみ』の1階、小ホールでした。
前方2/3は机のある席で満席、後方は椅子席で、少しゆとりがあり200名近くが聴講していました。
内容は以下のように非常に濃厚なものでした。
9:30〜 9:45 開会の挨拶/永田和宏(東工大教授)、新見市長
9:45〜10:00 木原 明「新見市との繋がり」(日刀保たたら)
10:00〜10:50 基調講演1:穴澤義功「鉄の考古学入門」
(たたら研究会、房総風土記の丘研究員、製鉄遺跡研究会)
11:00〜11:50 基調講演2:高木哲一「中国地方の花崗岩」
(産業技術総合研究所 深部地質環境研究センター)
12:00〜12:30 現地報告:田仲満雄「新見地方のたたら製鉄事情について」
(郷土史研究者)
12:30〜14:00 昼食時間(この間の12:30〜たたら会場では神事と火入れ)
14:00〜14:40 特別講演:遠藤喜代志「和銑で釜を作る」
(芦屋町教育委員会嘱託/芦屋釜の里指導員、九産大講師)
14:50〜15:10 たたら製鉄の事例報告1:室蘭工業大学/桃野 正
15:10〜15:30 たたら製鉄の事例報告2:新見市上市小学校/6年生児童
15:30〜15:45 休憩
15:50〜16:10 たたら製鉄の事例報告3:鍛冶大たたら/西川拓応
16:10〜16:30 たたら製鉄の事例報告4:豊橋工業高等学校/ 天野武弘
16:30〜17:30 「たたら製鉄何でも質問コーナー」
質問受付者:木原 明、大野兼正(刀鍛冶、兼正流小だたら)、
西川拓応(鍛冶大たたら)、永田和宏
17:30 閉会の挨拶/黒田光太郎(名大教授)
詳しい報告は順次アップする予定です。2〜3日内にまたご訪問ください。
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