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北前船

   

 江戸時代、北前船は北海道から山口県まで南下し瀬戸内海を通り大坂への
航路を中心に活躍しました。北海道の松前からは昆布や鰊肥(にしんぴ)
綿花の生産に使う肥料など、大坂からは米・塩・砂糖・鉄・陶器などを運びました。
 この北前船は、最大100貫目(375Kg)の四爪錨(よつづめいかり)を8丁
持ち1番錨から順に5貫目(約20Kg)づつ軽くしたものを装備していました。
絵馬にその様子が見えます。

近江八幡市 円満院所蔵の船絵馬(部分)  参考資料 日立 第51巻/第9号 技術史の旅 飯塚 一雄