オルガン

 パイプオルガンの起源は、今から二千年以上も前にさかのぼります。中世以降、常に改良が加えられて、 おもにヨーロッパの教会の中で発達してきました。有名なヨハン・セバスチャン・バッハの時代には、 すでに、大型でとても精巧なオルガンが建造されました。そのうちのいくつかは、300年近く経た今日でも、 ヨーロッパの各地で鳴りひびいています。時代の差、また、型の大小にかかわらず、オルガンの発音原理は共通です。
 「パイプ」と「ふいご」と「けんばん」、これをオルガンの三要素と申します。天使が小型のオルガンをひざに置いて、 左手でふいごを動かし、右手でけんばんを押しながら演奏しています。
 現代の大型オルガンの場合は、この手動ふいごに代わって、電動式の送風機が使われます。 パイプの下にある風箱には、ふいごから送られてくる圧縮空気がいつもたまっています。 人間の肺のような役目をしているわけです。そして、オルガンのけんばんで、 例えば「ド」のキイを押すと、「ド」のパイプの下についている弁が開き、圧縮空気が流れ出て、「ド」のパイプを鳴らすのです。
http://www.f-shinkoukousha.or.jp/ongakudo/orugan.html

 ちなみに、姫路のパルナソスホールには立派なパイプオルガンが設置されています。 一度だけでしたがその音色を楽しませて頂きました。

  


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