鍛冶屋   1630年

Vulcano の炉

La Fragua de Vulcano(Vulcano の炉)

 スペイン語の説明は、1630年Velazquez が初めてイアリヤを訪問した時の作品で従来の宗教画から脱却し 庶民を対象にして描いた作品で、金属が油絵で描かれた世界初の絵画と言うようなことが書かれ、画面は ローマ神話のVulcanoとVenusに絡んだもので,ローマ神話を知らない我々にとっては背景になった経緯は 分からないので、翻訳は止めました。

(Museo del Pradoより) Ediciones Danae,Madrid,Espana

 ベラスケス (Velazquez)(1599〜1660)

 スペインの画家セビリアに生まれた。1622年マドリードに出て、国王フェリペ四世に仕えて宮廷画家となり、 終生その地位にあった。彼の画風は貴族的でアカデミックなものを好み好んで黒、緑、銀などによる沈んだ 灰色の色調を用い、ルネサンス末期のはなやかな構想をとらなかった。1629〜1631年、1648〜1651年の二回、 イタリアに族行し、ベネチア派の作品から強い影響を受けた。代表作には、「フェリペ四世像」、「プレダの降服」、 「腰元たち」、「インノケンチウス10世像」などの名画を残している。

学生世界人名事典 教学研究社  

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