この絵は壁面にベンガラで描かれています。ベンガラは古くから使われた顔料で『石器時代にも知られていた人類最古の赤色顔料。 酸化第二鉄(Fe2 O3)を主成分とする。特に有名なものにインド産の赤がありインディアンレッドと言われています。』 オクサイドレッド;日本語大辞典の色名解説には赤錆色に近い赤にこの名前がついていました。 この顔料の出荷されたベンガル地方という言葉が日本に入り、赤錆色そのものをベンガラと言うようになりました。 ベンガラの製造法は比較的簡単で、鉄分を含む黄土を焼くと出来上がります。 ちなみに、このホームページの背景色はベンガラ色です。 |
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