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現在、チェシャーホームは、57ヶ国、320以上のホームと在宅支援サービス。
「はりま自立の家」は、英国、チェシャーホームの理念を受けついでいます。

[ English ]

チェシャーホームは、イギリスのロード チェシャー氏によって始められた、身体の不自由な人の新しい「暮らしの場」です。
チェシャー氏は、誰もが助け合い、支えあって幸せな社会を作ろうと決意し、自分の生涯をチェシャーホームづくりに捧げてきました。
チェシャー氏      リ・コートの家
1948年
ガンの末期症状で入院していたお年寄りに、イギリス ハンプシャーにあるリ・コートの家を提供しました。 冷たい病院のベッドより緑の庭を眺め、家族や友人に見守られて余生を送るほうが幸せだと考えたからです。 こうして最初のチェシャーホームが始まったのです。
1950年
2つ目のチェシャーホームを作り、以来チェシャーホームをイギリス国内に次々と誕生させました。 現在イギリスに150以上の居宅ホームと在宅支援サービスを提供し、そして在宅の障害をもつ人びとのために、ファミリーサポートサービスを運営しています。
リ・コートの家には
その後、病院や施設で収容されていた障害を持つ人たちが、新しい暮らしの場を求めて移り住みました。 チェシャー氏一人ではとてもこの人たちの生活を支えることはできず、彼に協力してくれる人たちと一緒にこのホームを運営していくことになりました。
イギリスで始まったチェシャーホームが
インドやアフリカ、東南アジアそして南北アメリカにも広がりました。 世界のそれぞれのチェシャーホームは独立して運営されていますが、イギリスのレオナルド・チェシャー財団を中心に世界のホームが強い絆で結ばれています。 現在、世界中に200以上のホームがあり、それぞれが友好関係を保っています。
1970年代の初めには、イギリス南部でコミュニティープロジェクトとして動き出し、今や居宅のサービスはレオナルド・チェシャー財団が提供する数多くのサービスの一つになっています。

国際的に
レオナルド・チェシャー財団のサービスは増え続け、日本をはじめアジア、ヨーロッパ、南北アメリカ、アフリカの55カ国でデイケアー、自立生活訓練、リハビリ訓練、居宅サービス、居住サービスなど250以上のサービスを提供しています。
また、発展途上国での障害者の経済的自立を目的とした教育や職業訓練、就労支援、雇用促進、事業を始めるための資金援助などのプログラムにも取り組んでいます。