祝・K6化!!

ついに念願のK6化に成功

いままでの166MHzpentiumでは、ソフトウェアMIDIや、MP3の再生が切れ切れになってかなり
ストレスを感じていました。 MIDIデータのあるゲームでは、まともに動かなかったりとかなり不満
があったのでCPUを交換することにしました。

さて、K6をつけるにはさまざまな問題があります。
  1. CPUの電圧の違い
  2. クロック倍率設定をどうするか
  3. キャッシュを有効にするには?
3は考えなくてもとりあえずは動くので無視しましょう。1と2は、PL-PLO4.0という下駄を
つかうことにしました。 V16S5Pは、ソケット7なのでこれだけで動くはずです。
ソケット5の機種は下駄の入手が難しいようなので素直にODPをつかったほうがよさそうです。
NECのソケット7はほとんどMMXに対応してるようなので問題はありません。
対応していない場合は、IDEがつかえなくなります。
また起動のロゴをそのままにしてるとWINが起動しないらしいので、
ロゴカットするか、別の絵にさしかえます。
用意するもの
  1. 当然交換するCPUがいります。 今回はK6−2 266MHzを用意しました。
  2. クロック倍率&電圧変換ユニットが必要です。PL−PLO4.0を使用します。
  3. WINのロゴをカットします。今回は窓の手というフリーソフトをつかいました。
交換実況
   その前に作業中はコンセントの電源を落としましょうね

1 まず、本体の蓋をあけます。  HDDがじゃまになるのでとりはずします。
2 CPUが見えました。 まずねじをはずしてCPUくーらーを取り去ります。
   放熱器のとりはずしはコツがいります。 爪の片方がわにグッっとずらすと簡単にとれます。
   むりやり力をいれて壊さないように・・
    私はここでマザーボードにドライバーをつきさしてしまった(^^;) 
    苦闘すること20分・・・
3 CPUはソケットの脇のレバーを上げればはずれます。 さよならをいいましょう。
4 ファンにCPUを装着します。 ・・・・はいりませんねぇ(T_T)
   ファンの爪を広げようとしてはっと気づく。ファンについてるネジをゆるめたらよかったんですね。
   もうすこしで下駄をこわすとこだった。(^^;) 
   ネジをしめてCPUを固定します。
5 下駄とCPU付きファンをつなげます。
6 ソケットに装着してレバーをおろす。

これで完成です!!  祈る気持ちで電源をいれてみると・・・おやー真っ暗・・・
まったく動きません・・・(T_T)
CPUをはずそうとすると、ファン(CPU付き)だけはずれる・・下駄との接触不良のようです。
もう少し強く挿してみることにしました。
するとパキッという音が・・・かなり不安になる。
電源をいれてみるとおおーWINが立ち上がった!! (^^)//゙゙゙パチパチ...
ベンチマークをとろうとしたら途中で止まる・・完全に停止した。
先ほどの経験から多分下駄との接触だろうとあたりをつけ、ペンチで端を少しづつ押し込ん
でいきます。これで。CPUと下駄とのすきまは1mm以下にしました。
再度電源投入! 問題なく起動
安定して動いてます。ベンチマーク
成果
MIDIやMP3を聞いてもCPUは30%ほどしか使われてません。
スワップも1Mぐらいしか発生してません。
MP3などを聞きながらワードを立ち上げても全く音飛びしなくなりました。
グラフィック関連がまだ、改善されてませんがストレスを感じることはなくなりました。
これでいままで以上にパソコンを酷使することができそうです。
キャッシュコントローラー
K6−2専用のキャッシュコントローラーはまだ無いのでK6.sysをつかいました。
A¥windowsにK6.sysをコピーします。
DEVICE=A:\WINDOWS\K6.SYS /WA64 /WHCR=00000000:C0000020 /W15E
で、無理矢理認識させないと動いてくれないと思います。
これをconfig.sysに追加します。詳しくはK6.sysの仕様書を読んで下さい。
詳しい人、メール下さい。
あまり変わったような気がしません。  ちゃんと動いているか心配です。
 
オーバークロックへの道・・・
  ストレスは無くなりましたが、なんかものたりませんねぇ
そう、K6−2 266MHz がどこまでスペックを持ってるのか気になりますねぇ(^^;) 
ということで、ほとんどのCPUで、安全範囲とされている+33MHzのオーバークロック
で動かしてみます。 注意するのはCPUと下駄とをはずす時にCPUを壊さないこと!
先の広いマイナスのドライバーなどをつかって少しづつはずしていきましょう。

あとは、マニュアルを見ながら倍率を66×4.5になるように設定します。
K6化できたなら簡単なはずです。 これで300MHzユーザーですね。→ベンチマーク
おまけ
K6をオーバークロックで動かすとちょっと熱がでます。
ただでさえ、HDDを2台内蔵してるので筐体内に熱がこもってCPUに悪影響を与えないか
心配です。 そこで、もとからあるCPUクーラーが余ってるはずなので、それを利用して放熱
のための穴から換気できるようにしました・・・^^)
電源はもとのところ(CPU周り)からとっているので線の長さが足らないのでビニール線を
継ぎ足します。
両面テープでケースに取り付けて完成(蓋側につけないように)まぁ、気休めですが・・
さらに余ったヒートシンクをHDDに貼り付けておきます。
効果を期待したいならもっと良いクーラーを取り付けるといいでしょう。
さすがに余ったCPUを取りつけるとこはないので大切にしまっておきましょう。
以上で今回の改造は終わりです。
V16はビデオアクセラレータがへぼいのでこれ以上快適さを求めるならビデオカードの増設と
いうことになるでしょう。


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