川を渡る

初めて大きな川に出会った人々は川を越え、獲物の豊富な向こう岸に渡ろうと思案しました。
幸いにも、その上に乗れそうな大きな丸太を見つけ、無事に川を渡ることができました。
次からは、大きな木を岸につなぎ川を往復する道具になりました。しかし、獲物を
乗せると不安定になり、水を被ることもしばしばありました。
こんな環境の中からか、その土地に自生する木や竹をつなぎあわせた筏や、大きな丸太を刳り抜いた
丸木舟(刳り舟)が発明されます。
丸木舟は8千年以上の歴史を持ち、各地域でそれぞれ工夫され、2隻をつないだ双胴船やゆれ止めにアウトリガー(舟外浮材)
を付けたものも現れます。
大きさもそれぞれで、1人乗りのものから20人以上も乗れるものもありました。
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