赤穂記念病院

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院内感染職員全体研修

医療安全職員研修
〜RCA分析について〜

平成23年7月11日(月)、25日(月) 14:00〜  3F談話室
講師  テルモ株式会社      
7月11日(月)と7月25日(月)に職員全体を対象とした
医療安全職員全体研修が行われました。

幸い大きな医療事故にならなかったミスや、報告だけで済まさず、
大きい事故につながることが予想される危険を、
根本的な原因から改善策、対策を考え、職員全体で徹底することで
少しでも、患者様が安心して療養できる病院になるだけでなく、
職員も安心して働くことのできる職場になるために
「RCA分析」について学びました。

研修内容

 RCA分析とは。。。

       ◇RCA(Root Cause Analysis)→根本原因解析のこと。
       ◆事故からたどって原因を追究し、追求した原因から改善策をたてる。
       ◇またその改善策を様々な事象に派生させ、幅広い対策として活用する。

 KYTとは。。。

       ◇K(危険)Y(予知)T(トレーニング)のこと。
         事故や災害を未然に防ぐことを目的に、危険、事前を予想し指摘しあう。
       ◇KYTの手法
         @現状把握  →どんな危険が潜んでいるか
         A本質追求  →ここが危険のポイントだと考える
         B対策の樹立 →では、その危険箇所でどうするか
         C目標設定  →Bで考えた対策を実行する  

 過ちから学ぶ。。。

       ◇ミスをしない人間はいない 
          →ミスをしないように心がける
          →ミスをカバーできる環境作り

 情報共有化の重要性。。。

       ◇ヒヤリハット報告書の提出の目的
       
       ◆体験やリスク情報を共有するため
       ◆起こりやすい状況を認識するため
       ◆エラーを誘発するシステムの問題を解決するため

                ★提出だけでは事故防止対策にはならない★

まとめ
ミスや事故が起こった際に、同じミスや事故を自分だけでなく
病院全体が二度と起こさないようにするために、原因を追究し
改善策を樹立することが患者様の安全につながると感じました。

そのためにもミスをした際の報告(ヒヤリハット報告書など)で
情報の共有を行うことが重要だと感じた研修会でした。

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