井上建築

いのうえけんちく

井上建築

伝統の日本建築が得意
鉋の薄削りでは全国級の腕前

新築、増改築など住宅・店舗全般とオール電化工事などを手がける工務店。
一番得意なのは、600年ほど前のお寺の本道を改築するといった本格的な日本建築です。また、
介護リフォームやバリアフリー工事にも力を入れています。手すりの設置や段差の解消などお任せください。
大手ハウスメーカーにはない、個人店の一番の長所は小回りが利くところ。工事中でも施主さんの声にすぐに対応し、多少の変更なら予算内で収まるように工夫します。また、アフターサービスは生きている限り続けるそう。
「水道、屋根、内装・・など、近隣に協力業者を多く抱えているので、大工仕事以外もすぐに対応できるのが強みです」と井上さん。

井上大地さん（39）

Q：どんなお仕事をしていますか。

A：新築、増改築など住宅全般と電気工事などです。最近はリフォームも多いですね。特に水周りのリフォームが多いです。お風呂などが段差をなくして、床は滑りやすいタイルから、滑りにくい材質のものにするなど。トイレは板張りにする工事も多いですよ。

Q：得意な分野は？

A ：やはり日本建築ですね。今までも、お寺の本堂などの改修など、やりがいのある仕事を手がけてきました。坂越の造り酒屋、奥藤商事の建物をはじめ、坂越の街並の建物も多く手がけました。室津の街並みもやりましたよ。日本の建築物によく使われる「ヒノキ」は伐採してから強度が2-3割増すといわれています。樹齢800年のケヤキを使うと800年はもつと言われていますよ。好きな日本建築は「法隆寺」です。昔の人の頭のよさが現れた建造物です。

Q：この仕事をして何年ですか。

A：17年になります。26～27歳の頃に2級建築士の免許を取りました。父親の後を継いで2代目です。自慢は、鉋の薄削り全国4位です。木をどれだけ薄く削れるか、1000分の1㎜単位で薄さを競う「全国削ろう会」に出場し、3年前、3度目にして4位になりました。全国各地の宮大工らが出場する大会で入賞したのは自信になりました。刃研ぎや削りの技術はもちろん、木や道具の知識も必要です。木を削ることにおいての技術なら、近隣ではだれにも負けません。私自身は、鉋の刃を研いでいるときが一番心が落ち着きます。

Q：会社の強みは何でしょう。

A：個人店の一番の長所は、小回りが利くところ。工事中でも「この押入れつぶして部屋にしてくれ」「もの入れを作ってくれ」といった、施主さんの声にすぐに対応できるところです。多少の変更なら予算内で収まるように工夫します。大手のハウスメーカーは、声が届くのも遅いし、変更は、ほぼ金額がプラスされます。また、アフターサービスは生きている限り続けます。水道、屋根、内装･･･など、近隣に下請け業者を多く抱えているので、大工仕事以外も、電話一本で話が通じます。ぜひ安心の地元業者にお任せください。