Ikuno Kanaya festival One day exhibition
"keizo collection"

ごあいさつ
彫刻家 牛尾啓三 交友展
ご縁があって兵庫県生野町の銀谷祭り(かなやまつり)に参加することになりました。私が子供の頃に市川の川原で様々な遊びをし、今の彫刻活動のための原風景を養いました。その市川の源流の鉱山で栄えた街が生野です。生野は万葉の時代から金、銀山として栄え、また明治以降に日本の近代化の先端を担った町でもあります。近年ご縁があって私の彫刻作品を2点(但陽美術館前庭、生野銀山の三菱100周年碑)などを設置、また生野銀山(鉱山テーマパーク)のご理解で野外展示場を設営させていただいております。今回の会場の旧鉱山官舎は明治8年に立てられた日本で最も古い社宅(量産)といわれ産業史的にも貴重な遺産だそうです。日本伝統文化と西洋文化の融合で近代日本文化が形成されました。その生き証人的空間で現代の美術作品を鑑賞するのも良いのではないでしょうか。今回の出品作は私の作品とこの20年間に多くの作家仲間から譲り受けたり、また私たち夫婦で蒐集した絵画、版画、木彫、石彫、金属オブジェ、陶芸、ガラス作品などを展示します。
彫刻家 牛尾啓三
出品作品(牛尾啓三・ちよみコレクション)
彫刻
牛尾啓三 アキホタタ、五十嵐晴夫、石野耕一、内田晴之、 栗山勉、佐藤尚宏、信ヶ原良和、田中毅、寺田武弘、 冨永敦也、東山嘉事、松本薫、水田勢二
クラフト
重松あゆみ、藤本イサム、ポランスキー真弓、三輪陽子
絵画、版画
高原智子、高原洋一、長岡国人、堀内正和、松本秀一
海外作家 
KM ゴパル(インド), ゴピー(インド), セナセパゼ(インド)、ハンス・レインダース(オランダ)、 ユリー・マツキン(イスラエル)