Mary Meeker (Morgan Stanley) ・・・ネット・クィーンの異名を持つ。
1999年予想 ・・・利益17%増の $0.75
売上14%増の $370million
Donaldson,Luffkin&Jenrett
株価ターゲット$500
B.T.Alex Brown
Strong Buy から Buy に格下げ。 しかし、今後12ヶ月に$500になると。
Dain Rouscher Wessels
今後12ヶ月に$510のターゲット。
1999年予想・・・利益、$0.8 ($0.6から上方修正)
売上、$385million (317millionから上方修正)
2000年予想・・・利益、$1.15
売上、$600million
Jessica Berry (Merrill)・・・BustaKeiの友人
ターゲット$1000!!
業界Watcherは、Net株が下落するのは時間の問題に過ぎないとの意見に同意します。
しかし、誰もその時がいつかを予言
することはできません。 だからこそ、Net株は過去3ヶ月間、上昇に次ぐ上昇をしたのです。
“過去3−4週間のこれらの株の動きは、
私にとってとても素敵なものだった。”
とジェアリー&カンパニーのアナリスト、Bruce Smithは言います。“私は3週間前に頂点に
近づいていると思っていたのに。”
しかし、小売部門への投資家達(Retail
Investor)は、オンラインのホリデー・ショッピングの繁栄に興奮しながら
− ほとんど
ファンダメンタルズを無視しながら −
Web株を物色し続けています。 そして熱狂が終わるのがいつになるのかは、みんなの関心事
であります。ファンダメンタルズを気にする人にとっては、第1四半期決算は失望するものになるだろう。
なぜなら、忙しいホリデー・
シーズンの後に来る1年の最初の決算という季節要因に直面することになるから。
第4四半期決算も、もし数字が予想を下回れば、
Net株をしぼませるものになるだろう。
しかし、デジタル・ビデオ・インベスツメントの部長、David SimonsによるとWall
Street が
“意図的に予想を下げている”のでそんなことは起こらないだろうということです。
アマゾンの売上がいわゆるささやき数字(Whisper Number)の$3億を突破するだろうと思っていた人々にとっては失望した
ものになった一方で、公式、非公式の予想の双方を上回るものであったと発言した消極派(Sell-Side)のアナリストの声に耳を傾けた
人々も多かったのです。
Yahoo
はダイレクト・マーケッティングの Yoyodyneを買収すると発表しました。株価交換方式で、Yahooは28万株強を
発行することに。 3210万$
(40億円弱 ) の規模の買収になります。 この買収に絡んで、200万$の税金を4Qに計上します。
Y社は Banner Advertizing,
Sponsorships,Promotions などの広告ビジネスを展開しています。
AOL、P&G,Volvo
などのプロモーションも手がけています。
買収・合併・提携、Internet企業各社はNet界での覇権を求めて合従連衡が加速してきました。
CDNow と N2Kが
合併トークをしていると今週報じられました。
オンライン音楽販売の大手2社が合併!? WOW!! また、ドイツの
Bertelsmann AG
が BarnesandNoble.com. の株式50%を取得するという。 オンライン・ブックセラーも!WEW!
音楽と本! これはオンラインショッピングの2大商品であり、また
e コマースで利益の上がる商売でもあります。 そして、
Amazon.comの牙城ではないですか!
皮肉なことに Amazon.comの成功をみて各社この分野に殴り込みをかけてきました。
Amazonは大丈夫か? これからも注視していかないとね。
# お待ちかね、Newsweekインターネット版。 モトローラはWEB・ラジオ! ( 10/07/1998 )
先週末、Motorola
はRadioWave.com
(ここをクリック!) というインターネット・ラジオ局のヴェンチャーを起しました。
放送局・広告主とリスナーとの双方向のサービスにが売りです。
リスナーは好みの画面を作ることができ、音楽が流れて
いる間、曲名、アーチスト、アルバム情報、コンサートのスケジュールなどを知ることができます。
当然、CDを買うこともでき
ます。300のラジオ放送を楽しめるそうです。
Motorola は インターネット・放送局である Broadcast.com
の出資者でも
あります。今回の RadioWave.com
の開設にあたり、BSCTに従事していたチームにマネイジメントを任せたそうです。
RadioWave.com によると
“ リスナーはすぐにどの曲が流れているか分かるし、興味のある曲にクリックするだけで行く
ことができる。 広告主も直接、リスナーにたどり着ける機会を得られるしね
” と。いやー、ますます音楽・映像・放送がオンライン
上で楽しめるようになりますね。
やはり、RealNetworks や Broadcast.com
の株は注目しておかないと!
"Together, broadcast.com and RadioWave.com are Motorola's investments in
the emerging
Internet broadcasting industry" Steve
Leeke, 元モトローラ幹部、RadioWave 社長
ついに
Newsweek がインターネット上でお目見え!その名も Newsweek.com
(ここをクリック!)
ニュース・サイトの競争激化!
ライバルの Time 紙を抱える Time−Warnerは早速、AOL と交渉し
傘下のPeople紙を
AOL の独占的なサイトにしする模様。
12ヶ月から18ヶ月で$1000万 (13億円強 )。 Time−Warner自身のサイト、
Pathfinder 数年で何百万$もの赤字だそうです。
ちなみに、 Newsweek.com の最初の広告主は Compaq です。
# Bear Stearns のアナリスト、インターネット銘柄格付け! ( 10/05/1998 )
2日、Bear
Stearns のアナリスト、 Scott Ehrens氏は Amazon.com、AtHome、Yahoo
を “ Buy ” に格上げ、
Sports
Line USA,N2K を それぞれ “
Attractive ” “ Neutral ” に格下げしました。
彼の影響か2日(金)、Amazon
$7高、AtHome $3/4高、Yahoo
$14高、 Sports Line $1 3/8安、 N2K 13/16安でした。
以下、Ehrens氏の見解を簡単にご紹介します。
Sports
Line USA ・・・ AOL との14ヶ月の契約が満了し、現在、更新交渉中。
そのAOLと “ Reasonable Cost ” で契約
できるか心配している模様。 また、伝統的な既存メディアの攻勢に懸念を抱いている模様。
N2K
・・・・・・・・・・ 競争激化の恐れ。 N2Kは提携先と Webオーナーへのリンクを含めて7、000のページを持っているが、
CDNow やAmazonの100、000ページに比べ少ない。 他のメジャー音楽会社との戦略的提携が不可避
だが、その兆しが目下ないことを指摘。
Yahoo
・・・・・・・・・ 7日(水) 発表の第3四半期決算で、強い数字が期待できる。
そこで第4四半期の見通しも力強いものに
なるだろう。 2003年に売上70倍予想をもとに、ターゲット$160。
At Home
・・・・・・・ 今後5年間、年率150%の売上成長。 家庭への高速インターネット・アクセスが益々すすむにつれ、ケーブル
回線は電話線より優位性を保つ。 18のケーブル会社との独占的契約が有利。
ターゲットは$62予想。
Amazon
・・・・・・・・・ 半期決算がいい見通し。 夏休みはオンライン・リテイラーにとってプラスに働く。
もう一つの、より重要な
収益源、“ 広告収入 ” をまだとっていない。今後の広告収入が楽しみ。
# Microsoft,新ポータル・サイト戦略発表! − MSN Web Communities ( 9/29/1998 )
Microsoft
はポータル・サイト戦略として新しく MSN
Web Communities ( こちらから!) を開設しました。これは
120のエリアからなり、Expedia,Microsoft
Investor,Car Point,といった MSN のウェブ・サイトから分類された
情報を引き出せるそうです。“アンティーク”、や“サイエンス・フィクション”、“海外の友達”
といった特定の特殊な情報を
引き出せるとのことです。
いやー、ポータルサイト間の競争は日増しに激しくなっていますね。
Yahoo株が$129まで
入っていますが、僕の友達が
Yahoo株について面白いレポートを出していますので、ぜひ、参照ください.。(
ここをクリック!)
彼もまたポータル・サイト間の競争激化に憂慮しています。
# Dell−SBC−Excite 連合、Yahoo−AT&T連合 ( 9/24/1998 )
Dell のPC
にポータル・サイト Excite
が内蔵されることに。personalized Exciteでユーザーは
好みのポータルサイトを作ることができます。 スタート・ページは
ここをクリック! また、Dell
は
SBC Communications
とも提携してハイスピード・モデム、ADSL を内蔵することに。 ADSLに
より、ずっと速くインターネットにアクセスすることができるようになる。 もちろんこのモデムをSBCが
提供する。 “ Exciteは消費者に到達する方法を多様化している。 Dell
との提携はその目的のため
の重要な手段となる。 ” とインターネットの入口を押さえることの意義を
Excite の CEO、George
Bell 氏は強調する。
"We talk to our customers, and they've
told us they want easy Internet
access and the ability to customize content,"
Paul Bell, a senior vice president at Dell.
一方、AT&T はそのオンライン・アクセス部門の
WorldNet を Yahoo 向けのインターネット・プロバイ
ダーにすると発表しました。 この WorldNet はMCI がWorld
Com との合併時、独禁法がらみでAT&T
に売却していた部門です。
Yahoo,Exicte,Infoseek と、ここもとポータルサイトたちの生き残りをかけた合従連衡が加速して
います。 さあ、あなたはどの会社の戦略が将来性のあるものと判断しますか??
結果は当然、株価と
なって現れることでしょう。 いずれにせよ目を離せませんね。
# ヴェールを脱ぐ Disney、Infoseek の Portal Site ( 9/21/1998 )
Disney が Infoseek
と共同で新しいポータル・サイト “ Go Network
” をついに今年の後半リリース
することに! 先だって Disney は Infoseek 株の43%を購入しており、その本格的なインターネット・
ビジネスが注目されていました。 WEB
ページはここをクリック!
GoNetwork は子どもや家族や若い世代にとって圧倒的なブランドのアピールを持つことになるでしょう。
“ この機会を捉えて、世界中の消費者からクリックされるようになるだろう ”
とアイスナー会長。 このサイト
は検索機能、デイレクトリー、Eコマース、コミュニケーションなどのコンテンツを持つことに。また、Disney、
ABCニュース、ESPN などの協力も得ることに。
僕は、アイスナー会長が半年ほど前にポータル・サイトの買収意向を表明して以来、Disney
のインター
ネット戦略は非常に先見性と将来性があると期待していました。 と同時に数あるポータル・サイトたちの
今後の展開にとって一つのモデル・ケースになると思っていました。 ポータル・サイト間の競争が激化し、
結局のところ、コンテンツあるいはブランドのある大手に買収されてしまうことになるのではと思っていました。
今も盛んに合従連衡が模索されています。 単独でやっていけるのはYAHOO、AOLぐらいでは??
" Go Network is a cutting-edge initiative that fits perfectly
with our
company's overall mission "
Micheal D Eisner, Chairman & CEO of Disney
# RealNetworks、 Intel と協力関係! − Wintel 連合にひび割れ?! ( 9/17/1998 )
RealNetworks が Intel
からライセンスを受け従来の4倍のスピードでオンライン上にビデオを放映する
ことに!
副社長の Len Jordan 氏 “ 何千万もの RealPlayer のユーザーに新しいレベルで高画質・高音質
のメデイアを提供することができるようになる
” と。 アナリスト Rob Martin 氏によると、RealNetworks にとって
短期的に大きな収益をもたらすものではないが、ビデオをダウンロードするユーザーの間で85%のシェアを
持っているマイクロソフトとの競争において優位を保つようになる可能性があるとのこと。
“ サウンドやビデオ
によってインターネットはよりテレビに近い存在になるだろうし、RealNetworks
の3100万人のユーザーをてこに
広告収入とマーケテイングの合従連衡の支柱となるだろう。”
今回の Intelとの提携を評価している。
この話は Wintel 連合に波紋を投げかけています。マイクロソフトは RealNetworks
の株式の10%を保有
しているものの、ライバルのNetshow の技術に肩入れしていました。 6月には
RealNetworks のCEOが議会
で “ マイクロソフトはユーザーが RealNetworks のソフトをダウンロードした時に使えないようにした
” と不満を
ぶちまけていた。 もっとも、Intel 側は “ これは通常のビジネスで、マイクロソフトとの関係にひびが入ったという
ことではない ” と副社長の Pat Gelsinger 氏は The New York Times
に語った。 Hoffman&Associates の
Isabel Hoffman 氏曰く “ 誰かがマイクロソフトに立ち向かう時がきた。 競争がなければ成長もないしね。”
Atlantic Records の社長 Karen Colamussi 氏は “ オンライン上でビデオをレコード会社が放映する流れを
加速させる。 Atlantic にとっても 重要な第1歩である。” と。
さあ、面白くなってきましたねえ。 ちなみにRNWKの株価は25%以上、上昇して$25をヒットしています。
また、ちなみに、RNWKの CEO、 Rob Glaster氏は元マイクロソフトの幹部です。
# Online Auctioneerの eBay の IPO ! がYahooを敵に?? ( 9/15/1998 )
オンライン・オークションの eBay
が今月末にも新規公開することに!! eBay はInternet Surferが
お互いに物を売ったり買ったりすることのできるサービスを提供しています。
年初には34万人だった登録
ユーザーが8月末には100万人を突破したそうです。
上半期の売上は$1490万( 20億円 )、利益は
$21万5千(
2800万円 )。インターネット関連IPOでは珍しく黒字の会社です。 Operating
Margin は
なんと89%。主幹事は
Goldman Sachsで、350万株の売り出し、1株$14−16の値決めになる模様。
公開前に3ポイント程のプレミアムがつくほど熱い眼差しが注がれていたのは
Yahoo と Onsale が契約
を発表するまでだった。
Yahoo は14日、Onsaleの技術を使ってオークション・サービスを開始すると発表。
これは
eBay にとっては痛い。 Yahoo は無料で、eBay は売り手から小額の手数料をとっている。何よりも、
圧倒的なブランド力を誇る Yahooが競争相手になるのだから・・。
eBay はすでに AOLとの契約によりAOL
のサイトから利用できるが・・。
Jupitar Communications の Vanderbilt 氏は “ たぶん Yahooとも取引しよ
うとしたが、ブランド維持に固執して譲らなかった
” そうだ。 Onsale の方がよりブランドに関して譲歩した内容
のだったみたいだ。
僕がすごいなと注目するのは、今までにもよく見てきたことだが、Netでビジネスを展開するベンチャー達
はYahooやAOLと契約することになると俄然注目されたり、その株が物色されたり・・・と、今回もまた
eBAyの
IPOの成否を左右することになることです。
まあ、でも eBAy のIPOは要チェックです!
# J. Cohen、 Amazon.com を格下げ! ( 9/3/1998 )
今日、YAHOO! は今後のマーケテイング戦略においてAMAZON.COM
と提携していくと発表しました。
米国、英国だけでなくアジア、ヨーロッパ、オーストラリアでもYAHOO!
のページにAMAZON のリンクが
独占的に置かれることになるそうです。
このニュースを聞いてついに “打つべき手を打ってきた”かと両社
の戦略に感心しました。インターネット界の両雄がついに手を結ぶ時が来ました。強者が強者とタッグを
組むという図式はマイクロソフトとインテルのWINTEL連合を想起させます。
BancAmerica Robertson Stephens のアナリスト Keith Benjamin 氏、Everen Securities
のアナリスト
Anthony Blenk 氏は AMAZONを推奨格上げしました。Blenk
氏によると、AMAZON は大手ブック・ストアー
の10倍の書籍を販売することができること、オンラインを通じて古本や絶版になった本も供給できること
などを挙げ、AMAZONの限りない成長の可能性について改めて強調した。とりわけ、そのブランド力、マーケット
シェアの高さを指摘している。 この点は重要であると思います。インターネットを使っている人でAMAZONの
名前を知らない人はいないでしょう。オンライン本屋としてデビューしたけど今やAMAZONはオンライン・コマース
の代名詞とさえ言えるのではないでしょうか。 僕も非常に魅力的な会社だと思います。
しかし、今のAMAZONの株価に異議を唱えるアナリストがいます。 Merrill Lynch
の J. Cohenです。
Cohen 氏はそのレポートで今の株価はオーバー・ヴァリューであると投資家に警告を発しました。短期的には
reduce、長期的にも neutral としています。 短期間で未曾有の商業的成功をおさめたのはAMAZONの強固
なマーケテイングとそのタイミングの良さ、このビジネスに集中的に資金を投じてきたことにあると賛辞を贈って
いるものの、“ 時価総額と実際の業績とがマッチするまで株価は軟調に推移するであろう
” としている。
つまり、AMAZONの株価が高いのは派手な宣伝にあると主張しているのであろう。
企業業績の実態とバリュー。 この問題は常にインターネット株には亡霊のように付いてまわります。今更では
ないではないかとも思うのですが、誰しもがバリューについて疑問をもちだした今のベア・マーケットではCohen
の主張に耳を傾ける向きが多いのもいたしかたがないことなのか・・・。僕はインターネット株についてはバリュー
よりもグロースだと思うのですけど。
さらに Cohen は続ける。 本の業界は昔から競争が激しく、マージンも低い業界であると。広告でトラフィックが
多いが、広告戦略だけでトラフィックを増やしていくのは無理であるとも指摘。
もっともなご指摘。 そして、ライバル、
バーンズ&ノーブルの殴り込みの件である。実際の店舗網を持ち歴史のあるバーンズ&ノーブルはオンライン
本屋部門を切り離し株式公開をはかる。
さあ、AMAZONの将来はいかに? 皆さんはのるか、そるか?数年後には答えが出るでしょう。目を離せません。
ちなみに9/2終値現在、1株 $87.9
# ただ今、大バーゲン実施中!? - 赤札Net株 - ( 9/1/1998 )
当コーナーの題 INTERNET BONANZA !! どころか、“ ボロ株市 ”の感がしないでもないですが、ここもとの
暴落で半値八掛けあたりまえの
Net 株についてどれ程このセクターが打ちのめされたか改めて報告しておきます。
株価は8/31の引値現在です。
DOWの高値からの19%調整、NASDAQの25%調整どころではないですから。
ほんのひと月程前には52-Week
Highs を演じていたのですが・・・。
銘柄 下落率 52-week high( 日付 )
Amazon.com
- 42% 147
( 7/21 )
Egghead.com
- 79%
29 1/8 ( 7/13 )
Preview Travel
- 63%
44 ( 7/2 )
Cyberian Outpost
- 66%
26 ( 7/31 )
Broadcast.com
- 49%
74 ( 7/17 )
SportsLine
- 50%
39 5/8 ( 4/16 )
Yahoo
- 33%
103 3/4 ( 7/7 )
Excite
- 61% 55 1/2
( 7/7 )
America Online
- 42% 140 1/4
( 7/21 )
CNET
- 48%
74 1/2 ( 7/24 )
RealNetworks
- 59%
48 1/4 ( 7/21 )
DoubleClick
- 69% 77 1/8
( 7/2 )
Exodus Communications -
46% 53
( 7/21 )
At Home
- 50%
57 1/4 ( 6/25 )
Concentric Networks
- 61%
41 ( 6/25 )
CMG Information Services - 58%
91 3/4 ( 7/21 )
徒花で終わるのか、 この中から第2、第3のマイクロソフトが出てくるのか、さあ、あなたの眼力の見せ所です!!
# Broadcast.com の価値は果たして異常なのか!? ( 8/19/1998 )
19日、インターネット放送局の Broadcast.com は8%下落して$55になった。IPOの記録をぬりかえた
BCSTの Valuationについて考えるのはインターネット関連株−その多くはまだ赤字−の今後の株価動向、
利益成長を占う意味で重要です。公募価格は$18、7月17日の公開初値は3.4倍の$62
1/4、現在の
時価総額(オプションを除く)は1400億円以上。ちなみに、幹事証券会社のMSDW,
Hambrecht&Quist,
Donaldson Lufkin & Jenrette はレーテイングを " neutral " " hold " "
market perform " にした。通常、
公開に携わった幹事会社は " buy " か " strong buy " にするものだが、そのこと自体が
“ 通常 ”のIPO
ではないことの証左でもあろう。
18日に発表した第2四半期決算によると売上は5億3千万円 ( $3.7mil
) で1年前の同期間の155%増。
純損失は5億6千万円 ( $3.9mil )でEPSは−0.27。1997年Q2は2億1千万の赤字で、EPSは−0.12。
この赤字の会社にマーケットは時価総額1400億円超の評価を与えたのである。まさに驚きであろう。
287万5千株を$18で公募した、つまり74億円の資金調達をしたわけだが、公開時の人気を見るともっと
調達できそうなものだが、プライシングのルールに従うとこれが限界とのこと。従来のプライシングのあり方
までも考えさせるBCSTのIPOはこの意味でもまさに異例であろう。CEOのCuban氏と共同創設者のWagner
氏は746万株、44%の株式比率を維持しており、機関投資家にでさえその割当て株式を増やすことに難色を
示したとされる。Cuban氏は現在のValustionについては明言を避けながらも、“
BCSTは信じられないほどの
将来性がある。我々は、経営権 − OWNERSHIP を希薄化させたくないだけだった
” と説明した。
" I can speak to the fact that this company has incredible upside and we
are
going to work
incredibly hard to execute on our business plan and reach our goal. "
" You have my every assurance that I will work day and night to make your
investment
look like the bargain of the year! "
Mark Cuban, CEO of Broadcast.com