姫路ユネスコ協会設立

 最近世界文化遺産姫路城を観覧に来姫される方々の中に、各地のユネスコ協会のメンバーを多く見かけるようになりま した。たまたま、県内の芦屋ユネスコ協会の研修ツアーと接しました。我々姫路市民としても、文化遺産の保護は勿論、 ユネスコ運動に協力しようと『姫路ユネスコ協会』設立の機運が澎湃(ほうはい)として起こってきました。

 ユネスコの目的は、教育・科学・文化・コミュニケーションを通じて世界中の人々がお互い の無知や偏見をなくし、国や民族を超えて協力し、共に生きる平和な社会をつくることです。  主な活動内容といたしましては、初等教育・成人識字教育の普及、生涯学習の提唱、ヒトゲ ノムの研究、環境問題の科学的研究、各地の文学の翻訳、世界遺産の保護、伝統芸能などの無 形文化財の保護・促進などがあります。
 このユネスコや日本ユネスコ国内委員会と協力して活動してゆくのが社団法人日本ユネスコ 協会連盟で、各地に協会があり活動しております。
 万人のための生涯教育、開発に役立つ科学文化の発展、遺産と創造性、コミュニケーション を目的に姫路ユネスコ協会では、

 1.世界寺子屋運動の推進

   非識学者の学習の場の建設や学習に必要な教材・備品の購入などにより世界の恒久平和 に向け人の心の育成の第一歩としての寺子屋運動を推進します。 このため、書き損じハガキの回収、募金箱の設置を行い浄財を集めます。

 2.世界遺産保全運動の展開

   姫路城の研修、保全を既存の組織・団体と協力すると共に他の文化遺産の研修も実施し ます。

 3.このほか世界の不幸な出来事に対しても緊急の援助を行うなど、ユネスコ精神に沿って 活動して参ります。

 どうかユネスコの理念に賛同していただき、姫路ユネスコ協会へご入会下さい。


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