私は、家の血筋の影響か酒が好きである。
少々の飲酒では顔に出ないし、寧ろ飲むに従ってだんだん青く?なるようだ。 目が据わって、いわゆる「酒癖が悪い」という奴である。 遠慮が無くなってひつこく人に絡んだり、偉そうにものを言ったり、酔いが醒めてからは気まり悪くなり「イヤ ドウモ ドウモ」と言い訳ばかり。
しかし、これは私だけが悪い訳ではなく血筋も悪いのである。 飲めないタイプの人なら飲まずに済むし、酒癖が良ければほどほどに飲んで愉快になって寝てしまえば済む。
若い時はその違いに気付かなかった。 要するに深酒はイカンということだが、後でよく人に「飲んだら皮肉っぽい」と言われたりしたこともある。これは育ちが悪いからかも知れない。 だから若い時は酒の上で色々と人に迷惑も掛けているし、面目ないこともしている。
酒に飲まれるような飲み方さへしなければ、もっとましな現在があったに違いない。
まあ酒の反省はこのくらいにして、酒も適度に飲んでいれば人生の良薬でもある。
若い時は、ブレーキの利かないこともあるが歳と共にだんだん弱くなって酒量も減って来た。
しかし飲める者が飲めなくなったら終わり(人生の終わり)だと言うが、私も同意見...飲めない程健康を害したり、年老いたりしては生きている甲斐もないと云うものだ。 私の場合酒量はぐっと減ったが、まだまだ美味しく飲める。 多分死ぬまでは大丈夫だろう。(^o^)ハハハ
“晩酌”は習慣である。 喫煙の習慣とそう変わらないと思う。
独身時代は、晩酌などしたことも無ければ考えもしなかった。 お金があれば外で飲み、無ければ已むを得ず飲まない。 しかし給料貰うと赤提灯へ一目さんである。 だが所帯を持つとそうはいかないので、何時の頃か晩酌の癖がついた。 そのうちに仕事が終わると晩酌が楽しみで家へ一目さん...2合ほどであるが、話し相手がいれば3合くらいが適量である。
一週間に一度、休肝日で飲まない日を作れば良いと言われるが普段は考えた事もない。
一日休むことは非常に辛いことなので自分自身意識的にとぼけている。 幸い肝臓は未だ未だ大丈夫のようだ。
私は味には余り拘ず、酔えばいい方である。 そして、どちらかと言えば日本酒だが夏だけは矢張りビールが旨い。 胃腸が弱いので、冷たいビールはタブーなのだが汗の出ている時は別条ない。 私の場合、ビールは夏に限る。
今夕も晩酌はビール、350mlの缶ビール一つで量は十分である。 若い時には口当たりの悪い悪酔いのする焼酎しか飲めなかったが今は色々の酒が出回り、支出のパーセンテージが下がって好きな酒が選べるのは嬉しい。
しかし年の所為で、めっきり酒量の減ったのは残念。 若い時のように「酒癖が悪い」と言われてヘベレケになるまで飲んでみたい、と思うことがある この頃である。((((((^_^;)