1948年 癌の末期症状で入院生活をしていた友人に、イギリスのハンプシャーにある自分の家「リーコート」の一室を提供しました。冷たい病院のベッドで過ごすより、緑の芝生を眺め、家族や友人に見守られて余生を送る方が幸せだと考えたからです。こうして、最初のチェシャーホームが始まったのです。
「リーコート」の家にはその後、病院や施設に収容されていたハンディキャップを持つ人たちが新しい暮らしの場を求めて移り住みました。チェシャー卿一人では、とてもこの人たちの生活を支えることはできず、彼に協力してくれる友人や地域の人たち、そして、ボランティアの人たちと一緒にこのホームを運営していくことになりました。


1950年 2つ目のチェシャーホームを作り、それ以後多くの人々の土地や家の協力の申し出を受けてイギリスの国内に次々にチェシャーホームが誕生していきました。
現在、イギリスに86のチェシャーホームがあり、また在宅のハンディキャップをもつ人々の暮らしを支えるために、ファミリーサポートサービスを49ヶ所で運営しています。

イギリスで始まったチェシャーホームは、インドやアフリカ、東南アジアそして、南北アメリカにも広がりました。そして、最近中国やロシアにも出来ました。世界のそれぞののチェシャーホームは独立して運営されていますが、イギリスのレオナルドチェシャー財団を中心に各国のホームは「ハンディキャップをもつ人に真の自由な暮らしを」という精神を共有し強い絆で結ばれています。世界中のチェシャーホームが交流、交歓し友好関係を保っているのです。