「しそう自立の家」の開設の母体となった財団法人ひょうご子どもと家庭福祉財団(旧兵庫県心身障害児福祉協会)はハンディキャップをもつ子供達の療育訓練やレクリエーションのプログラムを1968年からすすめてきました。そして、子供達が成人して、親から独立、自立して暮らせる「家」を作りたいと考えました。
日本社会福祉の知的障害者更正施設の規準に合わせ、イギリスのチェシャーホームに共鳴した「施設」ではない知的ハンディキャップをもつ人たちの「家」を目指しました。
チェシャーホームは英国のレオナルドチェシャー卿によって自分の家をハンディキャップをもつ人たちに提供してはじめられたことから始まります。
ハンディキャップをもつ人たちの「施設」ではない「家」チェシャーホームはイギリスをはじめ世界51ヶ国に287ヶ所も開かれています。
「しそう自立の家」は知的ハンディキャップをもつ人たちに初めて開設した日本のチェシャーホームです。地域の親の会の要望と兵庫県宍粟郡の五つの町(山崎町・一宮町・波賀町・安富町・千種町)からの協力・補助により、元兵庫県知事故坂井時忠氏により波賀町に寄贈された土地を提供され、多くの人びとの支援を得てチェシャーホーム「しそう自立の家」が完成しました。