丹生都比賣神社(にうつひめ じんじゃ)

 やっと待望の本が手に入りました。『丹生の研究』と『丹生都比賣神社誌』です。インタ ーネットで調べたときには発見できなかったのですが、古書店から送付された目録の中か ら見つけました。

 古代人が神秘の色・再生の色として珍重した赤色は水銀朱とベンガラです。『夢通信』に ベンガラの話を1998年11月から1999年7月まで掲載しましたが、当時より水銀朱のこ とを調査しようと考えていました。水銀は常温で唯一液体の金属です。銀白色の液体は赤 にも変身します。

 中学生の時、壊れた体温計の水銀を取り出し、授業中に十円玉にメッキをして遊んでい たことがあります。銅製の赤い十円玉が銀白色に変化するのが不思議だったのです。突然 『アホになる!!』先生の大声で我にかえりました。アホになるとの意味がわからず唖然 とした記憶があります。実は水銀蒸気は脳細胞を破壊するのです。
 これから、水銀の面白い変身を記事にしてゆきたいと思っています。

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