すごい本をもらった!!

 2004年9月1日、小包が届いた。早速、開封すると白い表紙に鮮やかな赤色で炎が描かれています。
「たたら−日本古来の製鉄」と題された本です。

 幕末期(1830〜1860年頃)長州藩の狩野派絵師の作とされる、
絵巻「先大津阿川村山砂鐵洗取之圓」 (さきおおつ あがわむら やまさてつ あらいとり の ず)
長さ27m、幅37cm、に解説をつけたものです。
この絵巻は現在、東京大学大学院工学研究科に所蔵されています。
 理科読本「たたら−日本古来の製鉄」として、(財)JFE21世紀財団(旧・川鉄21世紀財団)から、
中高生から一般の方を対象として刊行されました。詳細に描かれた綺麗な絵には、
江戸時代の製鉄技術や山内の人々の生活が生き生きと描き出されています。
又、解説文は判り易い言葉で、現在入手できる資料を駆使し正確を期されたものです。

 著者の皆様とお送り頂いた、天辰正義さまにお礼申し上げます。
出来ればホームページ上に内容の一部を掲載させて頂きたいと考えています。



書名  理科読本「たたら日本古来の製鉄」
内容  絵巻「先大津阿川村山砂鐵洗取之圓」読み解き本
共著者 天辰正義 岡原正明 香月節子


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