よみがえれ!黄金大仏のすべて

                                    YTVドキュメンタリー・スペシャル
                                    よみうりテレビ全国ネット 2001年9月2日
 〜奈良にテクノ・ルネサンスがあった〜

一千年の時空を超えて、大仏創建当時の姿をたどることは、
21世紀へ旅立つ我々にとって、
自らの手でものを作り上げることの喜びや、知恵をふり絞る感動、
そして未知なる明日への勇気を
見つめ直すことなのです。
 8月28日、番組の企画概要がFAXで送られてきました。発送人は番組にも登場された、  木原 明 氏、『大仏鋳造の取材で、こしき炉、足踏吹子関係で協力し取材を受けましたので、 参考までにお知らせします。』(広島 国営備北公園 鉄工房 おいて)  9月2日午後2時、読売テレビのチャンネルをひねりました。もちろん、ビデオもセット完了。 1200年前の大プロジェクトを必死で見ました。全国から必要な資材を集めました。 (銅500トン、長門国他・金440kg陸奥国・水銀2.5トン伊勢国他) 長い年月とあまりにも多い資材には、当時の国力と技術の粋を集めた大工事です。 現代の私にとっても目を見張るばかりでした。鋳造(747年)から、開眼供養(752年)、完成は(771年)

参考図書  奈良の大仏 穂積 和夫  草思社

【企画概要】
 奈良・東大寺の大仏は14年の歳月をかけ、のべ250万を超える人々が参加した8世紀の一大国家プロジェクト。
その中心には、大仏に人生を捧げ、当時の先端テクノロジーを駆け抜けた、 ひとりの男がいた。彼の名は、国公麿(くにのきみまろ)。
 奈良時代の鋳造技術の粋を結集した大工事の陰には、次々と起こる難題に立ち向かった公麿(きみまろ)の知恵と、
カリスマ性にあふれたリーダーシップがあった。
番組では、現代の日本に残るいにしえびとの知恵と技術をもとに、大仏鋳造の過程を描く!

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