カンポ・デル・シエロ 隕鉄 (いんてつ)

大きな隕鉄   隕鉄のかけら  


友人の大森さま(吹田市在住)から3mm〜5mmの小さな隕鉄がたくさん送られて来ました。
「『鉄のふしぎ博物館』を見学に来た子供さんで興味を持たれた人にあげてください。」こんなコメントがついていました。

調べて見ると、アルゼンチンに天から降ってきた隕鉄で4000年前〜6000年前に落ちたもので、
発見されたのは1576年、スペインの探検家によるものです。

発見された地名が付けられ『カンポ・デル・シエロ(天の原)隕鉄』と呼ばれています。
大きなものが欲しくなり、探して頂き先日届いた8.6 kg の隕鉄の写真です。


隕石には、宇宙のロマンがたっぷり詰まってます。
宇宙から落ちてくる隕石は、太古より人類にとって驚異であり、
宇宙の偉大なるエネルギーをありありと伝えてくれるものです。

カンポ・デル・シエロ隕鉄

アルゼンチン共和国の北部、チャコ州に落下した隕鉄です。その地は
Campo del Cielo「天の原」と呼ばれ「空から鉄の塊が降ってきた」という
言い伝えが残っていたそうです。
成分は鉄92.5%、ニッケル6.62%、ゲルマニウム392ppm、ガリウム90.0ppm、イリジウム3.2ppm、
鉄とニッケルがその大部分を占めることから、隕鉄≠ノ分類されています。


『鉄のふしぎ博物館』   衣川製鎖工業株式会社

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