『鉄のふしぎ博物館』 開館にあたって
写真 昭和30年代 鍛接鎖 (姫路市) 早川神社 鎖の絵馬 (姫路市) 小学生の時、学校の帰り道、毎日のように父の職場に立ち寄りました。 鍛接(たんせつ)をして鎖(くさり)を作る作業は、私にとって不思議な光景でした。 この鉄を加工する仕事(鎖や金具を作る)に就いてから50年。 鉄の性質や特性、鉄の加工(鍛冶屋しごと)の歴史などに興味を持ちました。 人と鉄との関わりを知りたいと思い続けてきました。鉄は身近にあり、 十分判っているように思っていますが、実は未知の部分も多く、ふしぎな金属なのです。 皆様にその一端を見て頂き、触れて頂いて 『鉄』のふしぎを体感していた頂ければ幸いです。 この『鉄のふしぎ博物館』に資料を提供頂いた、岩崎重義氏((新潟県在住)、 故 大野兼正氏(岐阜県)ほか100名を超える方々に感謝し、 鉄のふしぎを子供達や大勢の人々に伝えてゆきたいと思っています。 |
『鉄のふしぎ博物館』 衣川製鎖工業株式会社
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