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タイタニック号の錨

　１９１２年４月１０日　世界の注目を浴びてサウザンプトンの港を 出航したタイタニック号は当時としては画期的な二重構造の船底で、 船体が１６室に分けられ、１室に浸水しても絶対に他室には及ばず、 誰もが"不沈船"と信じてました。不幸にも出航５日目、氷山と衝突し 北大西洋のニューフアウンドランドの南に沈没してしまいました。
　最新の船に付けられた錨は３丁、総重量は３１トンにもなり、 特別に作られた馬車で造船所まで運ばれました。ちなみにチェーンの 直径は１００φmmより少し細いくらいと思われます。





タイタニック号
進水 １９１１年 ５月３１日
総トン数 ４万６３２８ トン
全長 ２６８ メートル
全幅 ２８．１９メートル
最高速度 ２３ ノット　（時速４３Km）

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