<ゴム製品を作る>

 天然ゴムも合成ゴムも、原料になるゴムから製品を作るときの工程に大きな違いはありません。 素ねリ、混ねり、成形、加硫の4つが主な工程です。素ねリはコムをよく練り合わせて、成形しやすく する工程です。混ねりではイオウ、それにタイヤなどの強いゴムを作るときには、細かい炭素の粒、 カーボンブラックを混ぜ合わせます。成形には押し出し成形機や射出成形機が利用され、強い圧力で ゴムを型に押しこみます。形の出来たゴムは、そのあと150℃ほどに加熱されます。するとイオウ とゴムの分子が結びつき、弾力のある、丈夫なゴムになるのです。この工程を加硫工程です。 


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