灘のけんか祭り−松原−


松原八幡神社のお膝元に位置する松原(まつばら)地区。地名は、旧荘園(松原荘)の名をそのまま受け継いだものである。 今年、25年ぶりに新調された。先代の屋台は姫路市に寄贈されJR姫路駅に展示されている。また、 先々代の屋台にあっては灘祭りを代表して千葉県の国立歴史民俗博物館にも展示されたことがあり、 現在は兵庫県立歴史博物館に展示されている。 屋根の紋は四方とも「左三つ巴」で先端部分の擬宝珠には金色の鯱が左右につけられており、松原屋台最大の特徴である。

15日本宮の早朝、神社拝殿前と御旅山の広畠では祭りの無事を願い、「露払いの儀」が執り行われます。


「てんてんつき」の愛称で親しまれ、灘祭り全体の露払い役を務める獅子屋台は、数え年44歳の松原地区の氏子に担がれ、 太鼓の調子に合わせて練りあげられます。そして勢いよく地面にたたきつけられます。しかしながら屋台の中の太鼓打ちは、 いかなる状態になってもその太鼓を打ち鳴らすのをやめることなく、その音を広畠に響かせつづけます。 なお、この音は環境庁の「日本の音風景百選」に選ばれています。


平成17年9月25日(月)に新調された松原屋台の入魂式がありました。


またこの日、姫路市へ寄贈されJR姫路駅に展示されることになっている先代屋台も練り出され、 新屋台との練り合わせも行われました。新旧競演という滅多に見られない光景に多くの見物客で賑わった入魂式でした。


松原の伊達綱と言えば白色に金糸が定着したイメージですが、茶色に金糸をつけていた時代があるそうです。 画像は先々々代の松原屋台、昭和30年代頃の貴重な画像です。


漆を塗り、錺金具を付けた新調屋台です。先代同様、昇総才(のぼりそうさ)は総打ちです。