◆菓子で赤穂の魅力を表現する
生ケーキ24種類、焼き菓子約30種類のなかでも、材料に赤穂の塩や赤穂の卵などを使った商品が多い。
一番人気の「ふるさとまどれーぬ」(159円)は、平成18年のオープン以来変わらぬこの店の看板商品。赤穂の卵「赤穂の源」と岡山県産の小麦粉、北海道産のバターを使っており、生地は卵の濃厚さが際立ち黄色が濃く、昔懐かしいタマゴボウロのような素朴な味わい。ふるさとを思い出すような記憶に残る一品だ。プレーンの他に、季節により抹茶かチョコが並ぶ。
そのほか、「赤穂の源」を使った「播州赤穂緞通カステラ」は、緞通の織り目のようなきめの細かい生地が好評で、お土産物にも最適だ。「赤穂の源たまごプリン」(189円)も卵のうま味が味わえる。赤穂の塩を使ったものとしては、塩チョコ、赤穂の塩クッキー、こだわりロール(塩キャラメル)、赤穂の塩パウンドなどあり、いずれもコンスタントな人気を誇っている。
オーナーシェフの藤本秀敏さんは「これからも赤穂のおいしい素材を使った新しいお菓子を考えたいですね」と意欲的に取り組んでいる。
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